
新コーナータイトル『Stylish Talkカオリゴト』でリニューアルスタートの今回、記念すべきゲストは市井紗耶香さんです。芸能界入りされたのは、12年前。現在3歳と5歳の女の子のお母さまとして、ご自身のブログや雑誌・Webへの執筆などのお仕事を中心に活動なさっています。自他ともに認める香り好きという市井さんに、いろいろな角度から香りのお話をお聞きしました。


- では、よろしくお願いします。市井さんは、アロマに関する資格をお持ちとお聞きしました。
- アロマテラピーアドバイザーの資格を持っています。その名の通り、アロマテラピーを安全に楽しむためのアドバイスができるという資格です。実は、更新時期に忙しくて時間が取れず、いま失効中なんですよ。取得試験は1級までしっかり合格しているので、近々講習を受けて再申請するつもりです。
- 資格を取ろうと思ったきっかけはありますか?
- 自分のカラダをケアするのが好きで、お風呂あがりや寝る前に自分自身をリラックスさせるためにアロマの勉強を始めました。本格的に勉強を始めたのは、結婚して子供ができてからですね。妊娠中、体重の増加が激しかったり、ちょっとしたことで落ち込んで情緒不安定になったりすることがあって、そういう時に香りで気分をリフレッシュさせることも必要かなって考えて。勉強をし始めたら、アロマの世界って思った以上に奥が深くてのめり込んでしまいました。
- ショップをオープンするなど、将来何かに活用するというようなご予定はお持ちではないのですか?
- ええ、私自身が毎日いろんなアロマに包まれて暮らしたいという思いが強かっただけです。ママ友仲間にもアロマ好きの人がいて、一緒にアロマソープをつくったりして楽しんでいます。掃除のときに精油を使うという人もいますよ。濡れたぞうきんにユーカリやペパーミントを少し含ませ、窓を拭くといい香りがするだけでなく殺菌効果もあるのでおススメです。
好きなことだから勉強も続けられたし、情報共有できるお友だちがいるのでとっても楽しいです。
- ママ友仲間ですか!昔と全然変わらない市井さんですが、今は2児のママさんなんですよね。
- はい、5歳と3歳の女の子がいます。もうお化粧やオシャレに興味を持っていて、私がキャリアオイルに精油を垂らしてマッサージしていると、「私もやりた〜い!!」といつも寄ってきます。
わが家では、リビングと寝室に電気アロマポットを置いています。精油は好きなものを5〜10種チョイスして常備していて、気分や用途によってブレンドして使っています。主人はあまりニオイに興味がなくて、いつもノーコメント。でも、オレンジだったりゼラニウムだったり、誰もが好きだろうという香りを選んでいるから、家族はみんな気に入ってくれていると思いますよ。

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市井紗耶香(いちい・さやか)
タレント。1983年12月生まれ。ふたりの子供を育てながら、昨年8月からタレント活動を本格始動。ヘルシー試食材やコスメなど元気の源をつづったブログも人気。現在、女性誌「saita」に「市井紗揶香のナチュラルライフ」「手芸部通信」連載や、アパレルメーカー「K-SWISS」と「SACCSNY Y’SACCS」のイメージキャラクターを勤めている。
10月には初女優業として、舞台初主演決定や、またコラボ商品をいくつもデザインするなど
デザイナーとしても活躍中。8月には市井紗耶香デザイン「エコバック」も発売予定!


- コロンをつけるなどの香りのオシャレについてはいかがですか?
- それが全然!そう言えば昔も香水をつけることはなかったですね。どうも私は人より嗅覚が鋭いようで、香水のニオイがキツく感じて抵抗があったんです。
街を歩いていても、いろんなニオイに反応しちゃいます。揚げもののニオイがすると「天ぷら屋さんが近いな」とか、ラーメン屋さんの前では「ここのラーメンはとんこつだな」とか(笑)。あれ、食べものばかりですね(笑)。
空気のニオイにも敏感です。そう、雨が降る前ってニオイでわかりませんか? なんとなく空気が甘いニオイなんですよ。
- 本当にニオイに敏感なのですね。
いろいろ嗅ぐ中で、お好きなニオイってありますか? - 子供のころはキンモクセイの香りが大好きでした。校庭の隅にキンモクセイの木があって、花が咲く季節になると、校庭に香りが漂っていました。今でもキンモクセイの香りがすると、その頃の楽しい記憶が思い出されます。
思い出の香りといえば、母のつくった唐揚げのニオイもそのひとつです。子供のころ、夕食の唐揚げを揚げるお手伝いしてほめられたことが、今でも記憶に残っていて、どこかで唐揚げのニオイを嗅ぐとなんか嬉しくなっちゃいますね。
あと、夏のお祭りのニオイが好きです! 独特な夏の夜のニオイ。いろいろな露店のニオイが混じっていて、そこに花火のニオイも加わって、とっても楽しい気分になります。今までは下の娘が幼すぎて花火を怖がっていたんですけど、今年あたりは一緒にお祭り行けるかなって楽しみにしています。
- とても詩的な表現をなさいますね。でも情景がよく伝わってきます。
- ニオイって生きていく中で、ぜったい欠かせないものだと思うんです。ニオイがなくなったら、つまんないですよね。食事だって影響します。嗅覚って脳に伝達する作用があるから、ニオイがなければ何を食べても味気ないはずです。
赤ちゃんのニオイも独特ですよね。ミルクのニオイがベースで、なんかやさしいホッとするニオイ。でもそのニオイも、1歳を過ぎるとあまりしなくなってくるから、期間限定のとても貴重なニオイだと思います。



- それではフレグランスビズについて少しご意見をお聞かせください。「ニオイのマナー」という考えはどう思われますか?
- 私の場合、人のニオイよりも、その空間のニオイが気になります。公共の場は不特定多数の人がいるのだから、不特定多数のニオイが集まるわけです。例えば、電車の中やエレベータの中などの限られた空間で人のニオイが気になることはあります。でも、それは「もしかしたら私も、私のニオイで不快な思いをさせていないかしら」と考えさせられるという感じです。ひとりひとりが気をつけたり、話し合ったりしないと解決しないですよね。話し合える環境がつくれたらベストじゃないかな。
- いまの季節は汗のニオイが特に気になりますね。
- そうですね、夏は汗をかいたときに気になります。男性はしかたないかなとも感じているのですが、今は男性でもエチケットとしてケアしないといけない時代になったとは思います。
仕事で訪れる撮影スタジオは、梅雨の時期になるとカビのニオイが気になることがあります。でも、仕事場のニオイって嫌いじゃないです。「仕事をしているんだ」という頑張りが伝わるプラスのニオイ。だから気にならないですね。
- では特にニオイが気になる場所はどこですか?
- 旅館やホテルの部屋のニオイ。泊まっている間は、私だけの空間ですから。最近は消臭に気を配られていたり、香りのサービスがあったりしますが、意外とカーテンにニオイが残っているところが多いです。出かけるときはマッサージ用の精油や小さなアロマポットを持参しているので、それを使って良い香りの空間をつくります。携帯に便利なのは、ニールズヤードのフラワースプレーですね。部屋のニオイを浄化してくれるので、最近かなり人気ですよ。
- では最後に、アロマを楽しもうという方に、市井さんおススメの香りはありますか?
- 私は、ゼラニウムとジェニバーが好きです。どちらも合わせやすい中性的な香りなので、ブレンドして使うのがおススメです。脚のむくみが気になる女性は、このふたつをブレンドしてマッサージすると、デトックス効果が期待できます。アロマ初心者の方は、嗅いだことのある香りからスタートするのがいいと思いますよ。
- ぜひ試してみたいと思います。楽しいお話をたくさんありがとうございました。


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