杉浦 太陽(すぎうら・たいよう)さん

Stylish Talk「カオリゴト」第18回目

ニオイは生活になくてはならないもの。ニオイを楽しむことは人生を楽しむのと一緒。

ご好評いただいている『stylish talkカオリゴト』今回のゲストは、俳優・杉浦太陽さん。最近では俳優業だけでなく、“イクメンタレント”として情報系番組やバラエティにもご登場されるご活躍ぶりです。今回の取材はご出身地・大阪にてセッティングさせていただき、大阪弁が飛び交う気さくな雰囲気の中、ニオイにまつわるお話をたくさんお聞かせいただきました。

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ファッションには無頓着、依存するタイプです。コロンでオシャレしていたのも20代前半がピークでしたね。

それでは、よろしくお願いします。杉浦さんが芸能界に入られたのは、学生時代にスカウトされたのがきっかけとお聞きしました。オシャレに敏感な学生さんだったんでしょうね?
それが、昔も今もオシャレにはけっこう無頓着。男子校に通っていたので、まわりには女の子の目を意識してオシャレする人はたくさんいたので、僕も友だちの影響を受けて多少は気を使っていましたけど。あえて言うなら、その頃に流行っていたモード系。でも、地元のスーパーで買うようなカンジでした(笑)。
では、コロンなど香りのオシャレも無縁で?
友だちにはつけている人もいましたけど、その中で僕は「無臭」って言われていました。一番コロンにはまっていたのは、20代前半かな。ファンの方にプレゼントをいただいたり、仕事で使ったり。当時、ブルガリ「ブルーオム」を自分で買って気に入って使っていたのに、僕の苦手なおじさんが同じコロンをつけていることを友だちに聞き、「じゃ、止める!」って(笑)。だって、40歳以上も年の離れたおじさんだったんですよ。なんか、気持ちが萎えちゃって・・・。
なるほど。結婚されてからオシャレの意識は変わりましたか?
仕事の現場に行けば、衣装がありますからね。今も、相変わらずオシャレには無頓着です(笑)。でも、妻に指摘されるようになりましたから、最近ではかなり気を使うようになったと思います。自分で服を買ってきて、妻に見せると、「これ、いいね」とか「これは、ないな」とか評価してくれています。

杉浦 太陽(すぎうら・たいよう)さん

Profile

杉浦 太陽(すぎうら・たいよう)
1981年、大阪府生まれ。1998年に、テレビドラマ「おそるべしっっ!!音無可憐さん」でデビュー。以後、テレビ、映画、舞台を中心に活躍し、特にMBS「ウルトラマンコスモス」の主演で注目を集める。プライベートでは、2007年にアイドルの辻希美さんと結婚し、まもなく2人目のお子様が誕生の予定。等身大で育児に取り組んでいる。現在、MBS「魔法のレストラン」、TBS「はなまるマーケット」木曜日レギュラーとして活躍中。

プロダクション「スカイコーポレーション」ホームページ

オフィシャルブログ「メッサ○○食べ太陽」

奥さまの厳しいプロの目でチェックされているんですね(笑)。奥さまもご家庭でいろいろ香りを楽しまれていらっしゃいますか?
そうですね、彼女自身はアロマ系ボディクリームを使っていて、いつもほんのりと甘い香りがしています。入浴剤も娘と一緒に楽しんでいますよ。娘は、湯船からいい香りがしてきたりお湯の色が変わるのを見て「わーい!!」って喜んでいます。

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僕の中では、ニオイ = 食べ物。味覚は、嗅覚がないと成立しないと思っています。

杉浦さんはニオイに敏感な方だと思われますか?
あの・・・。敏感っていうのは、香水のいいニオイなどオシャレに関するものに対してだけですかね? 僕、食べ物のニオイに関しては、人一倍敏感なんです。鼻が利く家系のようで、家族みんなが美味しいものをニオイで嗅ぎ分けます。嗅覚と味覚って通じるものがあるんだなぁって実感しますね。くんくんって嗅がなくても、無意識にニオイを感じるんです。
スゴいですね。では、食べ物限定で結構ですので、好きなニオイと苦手なニオイを教えてください。

日本人ですからね、醤油と昆布だしのニオイは必須ですよ。煮炊きする時のニオイって、なんかホッとします。夕方、マンション周辺を歩くと、あちこちの家から夕飯準備のニオイがしてくると、たまりませんね。「だし」と言うと、やっぱり大阪から東京に出てきた当初は、うどんだしの違いにカルチャーショックを感じました。「東京のだしは黒い」とは聞いてはいたけど、大袈裟に言ってるだけだと思の方を強く感じるようで、いまだにあまり慣れませんね。

苦手なのは、納豆のような発酵したニオイ。納豆そのものはニオイもOKで食べるのも大丈夫なんですけど、納豆じゃないのに、納豆のようなニオイがするのは許せないんです。例えて言うなら「鮒寿司」。寿司なのに、発酵臭がするでしょ(笑)。だから、僕の中ではあれは却下!!

とても、食べ物のニオイにこだわりをお持ちだということが伝わってきます。そんな杉浦さんにとって、思い出に残っているニオイってありますか?

思い出のニオイですか? 考えたことがなかったですね。改めて考えてみると・・・、瀬戸内海のニオイかな。おじいちゃんとおばあちゃんが岡山県の瀬戸内に近いところにいて、小さい頃よく遊びに行っていました。魚もよく送ってくれたので、海や魚のニオイを嗅ぐと、おじいちゃんやおばあちゃんを思い出します。

漁港に行くと、漁師さんが捕った魚をその場で調理して食べさせてくれますよね。きれいな海で捕れた魚は生臭さを感じないけど、濁った海だとすぐにさばいてもぷんとニオイを感じます。・・・これ、「フレクランスビズ」の取材として成立してます? 大丈夫ですか?(笑)

編集部 大丈夫ですよ(笑)。ニオイに関する全般的なお話を皆さんにお聞きしていますから。お話をお聞きしていて、食を通じてニオイを楽しまれていることが伝わってきます。
僕の中では、食べ物とニオイはイコールなんですよ。嗅覚がなかったら味覚もきっと伝わらないと思う。都会から離れた山奥に行って、深呼吸したあとに出る、「空気がうまい!!」っていうひと言。ニオイと美味しさが一度に楽しめる瞬間です。自宅でお土産品やお取り寄せ商品を食べたときに、「なんか違うな」って思うことがありませんか。それって、その土地の空気やニオイを一緒に味わえないからだと思うんです。でもね、自然のニオイは好きなんだけど、そればかり嗅いでいると都会のニオイも嗅ぎたくなる。仕事で各地を回るから、その違いを感じることができるからだと思うんですけど、それって幸せですよね。

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さりげなく香るのが理想のオシャレ。僕自身も「あの人、いい香りだね」って言われたいな。

では、ニオイ環境についてもお話をお聞かせください。ニオイのマナーについてはどう思いますか?

デオドラントには気を使っています。特に、汗をかく舞台の仕事の時は、制汗スプレーにほんのり香りがついているものが重宝します。舞台の稽古場に置いておくと、競演のみんなも使っていました。

食事の後のニオイにも気を配ります。もつ鍋やニンニク料理が好きなんですが、我慢せず美味しいものを美味しいまま食べたいと思うので、しっかり食べてそのあとケアします。好きなものを食べた代償かな(笑)。自分が気にする分、他人も気になることがあり、そんなときは「昨日にんにく食べました?」とか聞いてしまいますけどね。そう、レストランや和食の店での強いコロンの香りは遠慮して欲しいですね。料理独特のニオイがダメになりますから!

強いコロンの「ニオイハラスメント」は、このコーナーでもよく話題になります。
一般的なことで言うと、エレベーターに残るコロンの香り、あれはよくないですね。本人がつけすぎているって自覚がないのが困りもの。女性には、ほんのりと香るさりげないオシャレをしてほしいな。僕自身も、こういう話題をするときに、「杉浦太陽さんは、いい香りでしたよ」とかって言われたいと思いますね。

最後に、フレグランスビズという活動についてどのように思われますか?
ニオイを消すことばかりを考えず、ニオイを大事にしたい。オフィスという狭い空間だからこそ、特に大事に考えたいですね。「くさい!」っていうことばかりを否定せず、いい香りの人にそのことを伝えるのも必要じゃないかと思います。それもエチケットのひとつのような気がします。でも、特に男性陣は、アフターファイブに飲みに行ったときなんかに「あの子、良い香りだよな」とか話題にしたりするんですよね。だったら、直接本人に言えばいいのに。
なるほど、フレグランスビズで提案していきたい思います。
楽しいお話をたくさんありがとうございました。これからも応援していますので、
頑張ってください。
 

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杉浦 太陽(すぎうら・たいよう)さん

 

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