ズームアップ! 香りエンタープライズ

今年5月、火を使わず煙が出ない“かぎたばこ”「ゼロスタイル・ミント」が東京都限定発売されました。周囲に迷惑をかけることなく、またさまざまな場所で楽しんでいただける、まったく新しいスタイルのこの新商品をはじめ、分煙環境について研究や企画を進めておられる「日本たばこ産業(JT)」をお訪ねし、いろいろとお話をお聞きました。

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「ゼロ・スタイルミント」は、
無煙たばこという新しいスタイルの商品ですが、開発経緯をお教えください。

 私たちJTでは、たばこを「大人の嗜好品」として考えています。お客様の多様なニーズにお応えできるように、従来の「紙巻たばこ(シガレット)」以外の商品についてもこれまでいろいろと検討し続けてきました。

 今回発売した「ゼロ・スタイルミント」は、新しいスタイルの「かぎたばこ」です。たばこの煙が周囲に迷惑をかけるのではないか、不快感を与えるのではないかという心配や不安を感じることなく、たばこの味や香りを楽しみたいというニーズにお応えする商品として開発しました。たばこを「吸う」以外の新たな選択肢として、お客様のたばこを楽しむシーンが広がるものと考えています。

新しいスタイルの「かぎたばこ」、「ゼロ・スタイルミント」

具体的にはどのような商品なのですか?
 「かぎたばこ」というのは、本来、たばこの粉を鼻の内側の粘膜に付着させてニコチンを摂取する喫煙方法で、「吸う」のではなく「かぐ」という考え方です。「シガレット」よりも長い歴史を持ちますが、今回の「ゼロスタイル・ミント」のようにシガレットを吸うようなスタイルの「かぎたばこ」はおそらく世界初だと思います。パイプ状の本体にたばこの葉が詰まった専用のカートリッジをセットしてたばこの味・香りをお楽みいただきます。

「ゼロ・スタイルミント」展開図

現在は、地域限定で販売されているのですね。
 製造ラインがこれまでの商品と全く異なるため、試験的に今年5月に東京都限定で発売しました。たばこには広告規制が課せられており、限られた媒体での告知しか行なわなかったのですが、発売前からかなりの反響をいただき、発売と同時に品薄状態になるという状況でした。お問い合わせも非常に多くて、地方から東京に来られた方が買って帰られるというお話もよくお聞きします。ご迷惑をおかけしておりますが、11月には神奈川県でも販売をスタートさせ、製造体制の強化を進めて一日でも早い全国販売に向けて努力しているところです。
御社のホームページやCMを拝見していると、喫煙環境の改善を図るため、
「分煙」について積極的な訴求活動をなさっておられますが。
 エリアで分ける「空間分煙」もあれば、喫煙できる時間帯とそうでない時間帯で分ける「時間分煙」など、分煙にはさまざまなカタチがあります。ひとつのカタチに決めてしまうのではなく、吸う人にとっても吸わない人にとってもさまざまな選択肢が整っている「自由に選べる環境」が、よりよい分煙だと私たちは考えています。ですから、私たちの活動は、灰皿を設置したり、公共の場に喫煙所を設けたり、喫煙するためだけのものではなく、「分煙」環境の実現を目指し、全国の店舗や施設などで「分煙コンサルティング」も行なっています。
具体的にどのような活動をされていますか?
 施設内での分煙環境づくりに関するさまざまなお問い合わせに対し、状況に応じたアドバイスを行なっています。例えば、喫煙室からニオイや煙が漏れない工夫や、分煙機・内素材・建具などの各種機器や素材の効果的な使用方法をご説明やご提案したり、いろいろな施設の事例をご紹介しています。
喫煙者のマナーやモラルも大切だと思います。
いろいろと啓蒙活動も行なっておられますね。
 マナー意識向上の支援として、2004年から市民参加による清掃活動を始め、2005年4月からは「ひろえば街が好きになる運動」という名称で続けています。ゴミを「拾う」という体験を通じて、「捨てない」気持ちを育てたいというのが活動の目的です。全国各地の自治体、学校、ボランティア団体などにご協力いただき、2010年9月末時点で、全国で1,130回、延べ114万8千人以上の方々に参加いただいています。
芸能人の方々も参加されているとお聞きしました。
 釣り好きの著名人が募り開催されている「タレントフィッシングカップ」では、釣り場の環境浄化も大会の趣旨のひとつに掲げておられます。そこで、毎回、「ひろえば街が好きになる運動」も同時開催させていただき、皆さんが清掃活動に大奮闘してくださっています。有名人という知名度の高い方々が率先してたばこのマナーやゴミの持ち帰りなどを行なってくださることで、さらなるマナー啓発につながると喜んでおります。

マナー意識向上の支援として、市民参加による清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」を2004年から始めています。

今後、お考えの取り組みなどは
ありますか?

 将来的には、多くの専門家と協力して、たばこの煙やにおいを完全にコントロールできる、いわば「空気をデザインする技術」の研究を進めていきたいと考えています。人を分けるのではなく、煙を分ける「未来型分煙」という考え方です。

 それでも、たばこを吸わない人にとって、たばこの煙は迷惑になることがあります。しかし、たばこの香りを楽しんでおられる方もいますので、一概にたばこからニオイを消すということだけを考えてはいけないと思っています。たばこを吸う人と吸わない人との共存が、私たちJTの理想です。そういう点から言うと、フレグランスビズ様の“「無臭提案」ではなく「ニオイがあって当たり前」”という考えを前提にしたニオイのマナー提案には共感します。マナーを考えながらたばこの香りを楽しんでいただければ、嬉しいですね。

放香システム「セントPop」と「セントwave」

たばこ同様、「大人の嗜好品」としてJTが力を注いでいるのが「缶コーヒー」商品。コーヒーのおいしさは味もさることながら香りも非常に重要な要素。香り高く味わい深い本当のおいしさが楽しめる「ルーツ アロマブラック ボトル缶」は、ブラックボトル缶市場でNo.1の人気を博し、広口の飲み口から際立つ香ばしいアロマ、豊かなコーヒーのコクが好評だそうです。

ご賛同ありがとうございます。ぜひ今後「フレグランスビズ」のPR活動にも
ご協力お願いいたします。

フレグランスビズが提唱する「ニオイのマナー提案」にも共感していただきました。

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社名
日本たばこ産業株式会社 IR広報部
活動内容
JTの事業活動・製品に関する情報を適時・適切に社会・株主に発信し、
反応や意見を社内に伝達することを通じて、
JTに対する社会・株主・従業員からの共感を増加させ、企業価値向上に貢献していきます。
所在地
〒105-8422 東京都港区虎ノ門2-2-1
TEL: 03-3582-3111(代)
webサイト
http://www.jti.co.jp/

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